すまい給付金
みなさんは、国土交通省が行っている
「住まい給付金」という制度をご存知でしょうか。
住宅購入や新築住宅の建築などを行った際に、申請をして給付金を受け取ることができる制度です。
これは、以前消費税が8パーセントに増税され、さらにこれから10パーセントになるということをみこして、
みなさんの負担を軽減するために始まった制度です。
対象となるのは年収が一定以下の人
消費税増税に伴い住宅ローンの控除額も拡充されましたが、住宅ローン控除は支払っている所得税から控除されるしくみなので、どちらかといえば収入が高い人が恩恵を受けやすいのです。
そこで、
一定以下の収入層に対する期間限定の増税緩和措置として制度化されたのが、この
「すまい給付金」なのです。
では、収入が一定以下という他にどんな要件があるのか?
「対象者の要件」「住宅の要件」について
●すまい給付金の対象者の主な要件
・住宅の所有者:不動産登記上の
持分保有者
・住宅の居住者:住民票において、取得した住宅への居住が確認できる者
・収入が一定以下の者:[8%時]収入額の目安が510万円以下
[10%時]収入額の目安が775万円以下
・(住宅ローンを利用しない場合のみ)年齢が50才以上で収入額の目安が650万円以下の者
注:家族構成により異なります。あらかじめご承知おきください。
●給付対象となる住宅の主な要件
・引上げ後の消費税率が適用されること
・床面積が50㎡以上であること
・第三者機関の検査を受けた住宅であること 等
※新築住宅/中古再販住宅、住宅ローン利用の有無で要件が異なりますのでご注意ください。
参考までに、すまい給付金のホームページには、「すまい給付金」をいくら貰えるか
シミュレーションできるページ(
http://sumai-kyufu.jp/simulation/index.html)もございますので、
あらかじめ算出してみて、家づくりのご検討に役立てていただけたらと思います。